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主催者代表 博多湾のメイタを守る会 会長 上田 敬

報告者 博多湾のメイタを守る会 事務局 浦田浩三

17回 ラブメイタ杯・博多湾チヌ釣り大会・実施報告書

◇大会実施日  平成23612日 日曜日  競技時間 AM05:00AM11:00

◇参加者    185

◇天 候    雨

◇大会状況
九州全域が梅雨入りとなった当日は、予報通りの強い雨に終日見舞われ、競技者にとっても運営する我々にとっても厳しい天候での大会となりました。

しかしながら、午前4時の受付開始時にはすでに多くの釣り人が待ちわびていて、行列を作るほどとなっていました。午前5時に競技がスタートし、一斉に2隻の渡船が沖防各波止へ参加者を渡し始めると、数日前から最盛期のような良い濁りの状態が続いていた博多湾は、雨の後押しもあってか、チヌの活性がとても高くて開始早々から次々と竿がしなり、あちこちで歓声が上がりました。

今大会より、メイタを守るという大会趣旨を徹底するために、一人につき30cm以上の黒鯛を1匹という検量規定と致しましたが、予想をはるかに上回る釣果があり、ほぼ全ての参加者がチヌやメイタを釣り上げていたようです。

 特筆すべきは、過去16回の大会で一度も出た事がなかった50cmオーバーのチヌが飛び出したという事で、結果的には優勝52.3p、準優勝50cm10位の方でも44.9pという素晴らしくハイレベルな大会結果となりました。

 表彰式終了後、本大会の最大目的である第41回目の稚魚放流を行いました。今回はかなり大きな、20cmを超えている真鯛の2年魚を850尾ほど皆さんの協力を得て放流しました。チヌだけではなく、金色に輝く大きな真鯛も釣れる博多湾沖の防波堤になればと願っています。

 止むことのない雨の中でしたが、最後にお楽しみ抽選会を行い、最高の盛り上がり中、無事に大会を終了する事が出来たことは我々にとっての最大の釣果でありました。

 最後になりましたが、大会の開催に際して多くの企業の皆様や個人会員の皆様より沢山のご厚意を頂きましたこと、心より感謝いたします。来年もさ来年も本大会を開催する予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

尚、東日本大震災への義援金募金が5,000円集まりましたので、これは日本赤十字社へお届けいたします。

        
             
  大会前日の清掃活動に参加した釣師たち
ボランティアで頑張っておられる素晴らしい釣り師たちです        今回は41回目の放流でした。真鯛20p 850匹

17回 ラブメイタ杯  平成23612日  参加者 185 名  天候 雨  規定30cm  10位まで表彰

順位

所属クラブ

住所

長 寸 (全長)

※参考重量(g)

1

内山和憲

フリー

福岡市西区

落し

カラス

52.3

2,250

2

村田幸男

爆釣チヌクラブ

倉敷市

角ウラ

落し

フジツボ

50.0

1,850

3

藤澤隆利

チーム茅呂里

横浜市

ソロバン

落し

カラス

49.4

2,000

4

辻 次男

SWFC

飯塚市

丸角

ウキ

オキアミ

48.4

1,640

5

阿部伊太夫

野島防波堤
海津クラブ

大分県杵築市

落し

カラス

47.1

1,500

6

辻 俊紀

フリー

福岡市東区

新波止

落し

カラス

46.3

1,620

7

島尻 弘

風林火山

福津市

丸テトラ

ウキ

オキアミ

46.2

1,420

8

猿渡敬一

フリー

福岡市博多区

ソロバン中

落し

カラス

46.0

1,280

9

國中雄一

フリー

久留米市

新波止

落し

カラス

45.7

1,470

10

狩野誠司

野島防波堤
海津クラブ

東京都

落し

カラス

44.9

1,240



第17回ラブメイタ杯 博多湾チヌ釣り大会スナップ (2011.6.12)


左から 準優勝;村田 幸男氏(爆釣チヌクラブ)
優勝;内山 和憲氏 
3位;藤澤 隆利氏(チーム茅呂里)




優勝者 内山 和憲氏 52.3p




協賛品及び大会主催者が用意した賞品
左上 Tシャツとタオルは、東日本大震災応援グッズです